Character_2 Rounders

織坂奏

17歳。高校二年生。174cm/65kg
髪色:茶黒 瞳:真紅
一人称:俺 二人称:お前、あんた 三人称:あいつ

六人目。衰弱して、それでもなお誇りを失わない狼のようだ、というのが第一印象。
出会った当初は誰も寄せ付けなかったが、拒絶されても懲りずに話しかけてくる智樹に、少しづつではあるが心を開いていく。
自分の行動に誇りと責任を持ち、何よりも仲間を重んじるため、智樹は彼を仲間に引き入れることに決定した。
しかし、そこには憧憬もあったのかもしれない。彼は、自然に他人を愛することができるのだから。

五人に加わった後はボケ・マシーンとして活躍。類を見ない勢いのボケで他の五人を圧倒する。
運動神経はいい方。喧嘩も強い。だが才能の無駄遣いが多いのは、彼にとってそれはもう必要ないものだからだろうか。



橘秋姫
14歳。中学三年生。158cm/46kg
髪色:黒 瞳:紫
一人称:私 二人称:あなた 三人称:あの人

南條智樹を敵視する謎の少女。時折智樹の前に現われては、侮蔑の視線と嘲笑を投げかけてくる。
智樹を“化け物”と呼称し、他人と接する様を“人間ごっこ”と揶揄し、否定しているが、その実行動の全てを智樹に依存しているようにも見える。

憎しみを縁としてしか生きていけない、曰く“可哀相な人間”。



紫香楽宮祉真里
18歳。高校三年生。169cm/54kg
髪色:黒 瞳:翠
一人称:ぼく 二人称:君 三人称:彼、彼女

智樹と同じ学校に通う、智樹のかつてのクラスメイト。若干18歳にして特A級のプログラマで、自称“ただの天才”。
その才能のおかげか、高校生の身分で金銭にだけは不自由しない。智樹たちの遊びに出資することもある、いわばスポンサー的立ち位置。
本人が遊びに参加しないのには、それなりの訳が有るようだが……?

本人曰く、名前の読みは『しがらきぐうしまさと』。まりと呼ぶと怒られる。それはもう、烈火のような勢いで。

出席が足りず卒業できないかもしれない、と専らの噂。ある意味智樹に一番近い人物。
そのためか、智樹も彼女には本音で(毒ばかりの言葉だが)接することが多い。



刈谷偲
48歳。社会人。175cm/72kg
髪色:灰 瞳:暗灰
一人称:私 二人称:それ、お前 三人称:あれ

智樹たちが昔住んでいた施設の施設長。目下、南條智樹最大の敵でもある。



南條智樹(Another Resistance Line/Fake User)
18歳。高校二年。171cm/60kg
髪色:暗茶 瞳:右/左:銀灰/深紅
一人称:僕 二人称:君 三人称:あの人

故人。孤独を共通させながらも、織坂奏とは違い自然に他人を傷付けることしか出来なかった。
そのため他人との間に壁を作って生活し、誰にも心を許したことはなかった。それは幼馴染である柴崎瑞葉に対してもそうだった。
自分を特殊な事例だと理解し、それ故に普通に憧れる……心が欠けているようでいて、酷く人間めいた思考の持ち主。
化物じみた畸形の心の持ち主だと詰られながらも同じ心に傷を持つ人間達を纏め、その中に自分を置くことによって相対的に普通の立場を手に入れようとした。
そして、人と触れ合っていくうちに彼らを掛け替えのない友人だと認め始め、ありのままで彼らに接しようと他人を傷つけない方法を模索した。
良くも悪くも、生きるのに必死だった、ちゃんとした人間。


2007年12月25日に何者かに殺害される。死体は見つかっていないため葬式は行われておらず、また、警察も動いてはいない。







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